長期治療が続いている場合、上限額に達する月が続くことがあります。
多数回該当は、その負担をさらに軽くする仕組みです。
結論
高額療養費の上限に達した月が、
過去12か月以内に3回以上あった場合、4回目以降は上限額が下がります。
仕組み
通常の上限額に達した月を「該当月」としてカウントします。
12か月以内に3回該当した場合、4回目からは「多数回該当」となり、上限額が引き下げられます。
実際の上限額は次のとおりです。
| 所得区分 | 通常の上限 | 多数回該当後の上限 |
| 区分ア | 252,600円〜 | 140,100円 |
| 区分イ | 167,400円〜 | 93,000円 |
| 区分ウ | 80,100円〜 | 44,400円 |
| 区分エ | 57,600円 | 44,400円 |
| 区分オ | 35,400円 | 24,600円 |
区分ウの場合、4回目以降の上限は約44,000円になります。通常よりも大きく引き下げられます。
注意点
- カウントされるのは「上限に達した月」だけです。
上限に達していない月はカウントされません - 同一の健康保険の被保険者・被扶養者でカウントされます
- 健康保険が変わった場合(退職・転職など)はリセットされます
※この記事は2026年5月3日現在のものです
2026年8月以降、上限額の改正に伴い多数回該当の金額も変更される予定です
多数回該当の仕組みがわかりました。
次は、家族の医療費をまとめて計算できる「世帯合算」の仕組みを確認します。
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この記事の情報は2026年5月時点のものです。